最新の脅威とゼロトラストの全貌【第2回】

「境界型防御」がもう限界な理由 なぜゼロトラストに基づいた対策が必要なのか

サイバー攻撃の巧妙化やテレワークの普及によって、従来の境界型防御に限界が見え始めています。どのような課題があるのか、「ゼロトラスト」ではどのように課題を解決するのかを解説します。

 企業の内部と外部の境界にファイアウォールなどのセキュリティ製品を設置してサイバー脅威を防ぐ境界型防御モデルが限界を迎え始めています。新型コロナウイルス(COVID-19)を契機としてテレワークやクラウドサービスが普及し、企業のシステムやデータがネットワーク境界の外に存在するケースが増えたからです。

 そうした中で全てを信用しない「ゼロトラスト」の考え方に沿ったセキュリティ対策が注目を集めるようになりました。

 本稿では従来の境界型防御の限界と、ゼロトラストではどのように攻撃を防ぐかを解説します。

なぜ境界型防御は不正なアクセスを防げなくなっているのか?

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