標準化とクラウド移行でERP再構築

化学大手BASFが「SAP S/4HANA Cloud」で念願だった”脱カスタム”を決めた理由

化学大手BASFは、変化の激しい時代に対応するため、SAPのIT基盤を「SAP S/4HANA」のプライベートクラウドへ移行することを決定した。同社の採用するクリーンコア導入について解説する。

 ドイツに本社を置く化学大手BASFは、事業の最新化(モダナイゼーション)戦略の一環として、SAPのERP(統合基幹業務システム)を「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」(以下、SAP S/4HANA Cloud)へ移行することを決定した。これは2025年5月にマドリードで開催されたSAPのユーザーおよびパートナー向け年次イベント「SAP Sapphire」で発表された。

 BASFビジネスサービス部門のデジタル化およびERPプラットフォーム担当シニアバイスプレジデントを務めるペトラ・シャイテ氏は、SAPとの長年にわたる関係と、今回の最新の展開について語った。

BASFの選択はSAP S/4HANA Cloudの「クリーンコア導入」

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