国際会計基準への準拠を見越したDX

東京海上は「経営の足かせ」をOracleのクラウドERPでどう乗り越えるのか

グローバルに事業を展開する企業は、経営情報の分散という課題に直面している。東京海上ホールディングスは、57カ国の拠点に散らばる情報を一元化するため、OracleのクラウドERPを導入した。見込んでいる効果とは。

 海外事業の拡大は、企業にとって成長の源泉である一方、経営管理の複雑化という新たな課題を生む。世界57カ国(2025年3月時点)で事業を展開する東京海上ホールディングスも例外ではなかった。各国のグループ会社が持つ業績データをタイムリーに集約し、経営状況を正確に把握することが、迅速な意思決定のボトルネックになっていた。

57カ国の情報を一元化する新システム

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