プロジェクトの優先順位を付ける「採点表」

2026年度予算が足りない? 削るべき“無駄”とCFOを黙らせる“投資の計算式”

年が明け、新年度に向けた予算編成が大詰めを迎えている。インフレやAI需要でIT費用が膨張する中、却下されない予算計画を作るためのコスト見直し術と、「プロジェクト優先順位の計算式」を紹介する。

 2026年がスタートした。ITリーダーにとって、4月からの新年度予算の調整、執行計画の策定は喫緊の課題だ。急速に進化する人工知能(AI)技術、労働市場の流動化、顧客からの要求レベルの高度化など、IT部門を取り巻く状況は厳しくなっている。

 経営層からは「DX(デジタルトランスフォーメーション)で成果を出せ」と圧力をかけられる一方で、肝心の予算枠は増えない。そうした中で、予算配分を見直し、最大限に効果がある場所に投入するための「客観的なロジック」の重要性が増している。本稿は、新年度のIT予算を最大限に活用するために、ITリーダーが今すぐ手元に用意すべき、予算防衛のための4つのアクションプランを提示する。

アクション1.「隠れコスト」の温床を精査する

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