「一人情シス」が抱える“3つの欠乏”とは

「高評価でも辞めます」が半数超 情シス崩壊を招く“上司の勘違い”

中小企業のシステムを支える情報システム担当者の過半数が、社内で評価されていることを実感しながらも離職を検討している実態が明らかになった。組織崩壊の前に気付くべき予兆とは。

 「君を評価している」という言葉は、情報システム(情シス)担当者を職場につなぎとめる力にはならない――。IT人材の育成事業を手掛けるウェヌシスが実施した調査では、中小企業の情シス担当者の8割以上が「会社から評価されている」と実感していながら、その過半数が「辞めたい」と考えている実態が明らかになった。

 なぜ承認欲求が満たされているにもかかわらず、彼らは去ろうとするのか。データからは、個人のやる気や上司の感謝ではどうにもならない「構造的な限界」が浮かび上がってくる。本稿は、中小企業を支える「一人情シス」の崩壊リスクと、離職の引き金となる「3つの欠乏」を解説する。

「一人情シス」が招く組織崩壊の予兆

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