2026年版IT担当者“必須”の3資格

「無知な新任」が招くコンプラ事故を防げ 法改正とAIが変えるIT部門の常識

IT部門への配属はもはやPCに詳しい人の集まりではない。生成AIの台頭や下請法の改正によって無知が組織のリスクに直結する。2026年にIT担当者が取得すべき武器とは。

 IT部門は現在、「インフラの維持管理組織」から、ビジネスの価値創出をけん引する「デジタル戦略の核」へとその役割を劇的に進化させつつある。2026年4月から新しくIT部署に異動する人にとって、直面する技術環境は極めて複雑だ。複数のクラウドサービスを組み合わせたハイブリッドクラウドの普及、AI(人工知能)技術の業務実装、高度化するセキュリティの脅威――。IT担当者には広範な基礎知識と、特定の技術領域への適応力の両立が求められている。

 本稿では、IT部門の新任担当者がまず取得すべき3つの認定資格を厳選した。

  • 国内のビジネス法務とIT全般を網羅する「ITパスポート試験」
  • グローバル標準の現場対応力を養う「CompTIA A+」
  • クラウド時代の必須ノウハウを習得できる「AWS Certified Cloud Practitioner」

 これらの資格は、2025年から2026年にかけて相次いで大規模なアップデートが実施されており、最新の技術トレンドを反映した内容となっている。どのようなものなのか、詳しく見てみよう。

コンプラ事故防止の切り札、ITパスポート試験

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