企業の成長を支える「1人目情シス」の実像

入社後の「こんなはずでは」を避ける 1人目情シスに求められる“身のこなし方”

テレワークの普及やDX、AI活用の拡大で企業のIT環境が複雑化する中、「1人目情シス」の重要性が高まっている。上場準備や組織拡大を背景に採用が進む一方、採用前後の期待とギャップには注意が必要だ。

著者:向井 達也

ネクスプロイド株式会社 転職アドバイザー

IT人材領域でおよそ12年にわたりキャリア支援に携わる。2020年8月以降は、「ベンチャー × コーポレート × IT」を専門領域とし、特に情シス人材の支援に注力している。現場の情シスとのネットワークを強みとし、Xでは情シス関連のフォロワーが1500人超。ベンチャー情シスの実情や変化を、日々発信している。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を契機としたテレワークの整備やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、人工知能(AI)の活用と、企業が扱うIT環境は急速に複雑化しています。

 こうした変化によって、これまで開発部門やコーポレート部門の一部担当者が兼務で回していたIT管理が、限界を迎える企業も増えています。そこで必要になるのが、「1人目情シス」という存在です。

 しかし、このポジションは単に“最初のIT担当者”ではなく、企業特有の難しさを抱えやすい存在でもあります。

1人目情シスに求められることとは

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