24時間対応の重圧で燃え尽きる前に

システムより“自分”を保守せよ エンジニアを救う4つの心身リカバリー術

終わりの見えない業務やシステム障害への備えは、IT担当者の心身をむしばんでいく。過負荷状態に陥った脳を休ませ、自律神経の働きを利用して本来のバランスを取り戻す4つの手法とは。

 24時間365日稼働するシステムを支える現場において、IT担当者の負担は計り知れない。インシデント発生時の緊急対処という急性のストレスだけではなく、いつアラートが鳴るか分からないという予測不能な事態に備える慢性のストレスも、エンジニアの心身をむしばむ。

 障害のトリアージ(優先順位付け)や原因究明、システムの復旧といった作業には、高度な抽象的思考や論理的思考が求められる。これらは業務を遂行する上で不可欠な能力だが、担当者がひとたび過度なストレスに直面すると、この「頭で考える」モードへの偏重が裏目に出る。心身を落ち着かせようと理屈で対処しようとしても、かえって人間の体に備わっている自然回復機能を抑制してしまうのだ。

 慢性的な疲労がバーンアウト(燃え尽き症候群)に進行する前に、IT担当者は自らの身体をどのようにモニタリングし、制御すればよいのか。

論理的な「日常の心」と生データに触れる「感覚の心」

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