“間違った回答”では済まされない

Ciscoが警告する「AIエージェント」の恐怖 勝手に行動するリスクと3つの防衛策

質問に答えるだけのAIチャットbotから、自律的にシステムを操作するAIエージェント」の移行が進んでいる。その効果が期待される一方、ひとたび暴走すれば一瞬で被害が拡大する恐れがある。新たな脅威への対策とは。

 企業におけるAI技術の活用は、質問に答える受動的なチャットbotから、システムにアクセスし、自律的にタスクを遂行する「AIエージェント」に移行しつつある。

 AIエージェントは休むことなく稼働する優秀な「デジタル同僚」として期待を集めている。そうした背景から企業はAIエージェントの試験導入を進めているものの、実際に本番環境への移行に至っているケースはごく一部にとどまっている。この大きなギャップの背景には、未解決のセキュリティ課題が存在する。

 AIチャットbotが引き起こす最悪の事態は「間違った答えを返す」ことだった。一方でAIエージェントの最悪の事態は「間違った行動をとる」ことだ。AIエージェントは指示を文字通りに解釈し、結果を恐れずに行動するため、時には取り返しのつかない事態を引き起こす。

 かつての「間違った回答」とは次元の異なるリスクに対し、企業はどのように自社のシステムとデータを守ればよいのか。

AIエージェントの暴走を防ぐ3つの対策

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