1人で月300万円を消費する事例も

Gartnerが警告 開発者の“AI費用”が人件費を逆転する日は来るのか?

Gartnerは、2028年までにAIコーディングの利用料が平均的なエンジニアの給与を上回ると予測する。天井知らずの費用高騰を招く「トークン消費」の実態と、IT部門が実施すべき統制策とは。

 企業は開発体制を強化するために、「Claude Code」や「Cursor」といったAIコーディングツールの導入を急ピッチで進めている。しかし調査会社Gartnerは、AIコーディングツールベンダーが消費トークンに基づく課金体系へと移行するにつれて、ソフトウェア開発の費用が天井知らずに膨れ上がる可能性があると指摘する。従来のエンドユーザー数単位での課金モデルよりも、変動しやすい料金体系であるためだ。

 Gartnerは、大半のAIコーディングツールベンダーはトークン消費量の計算方法や請求方法に関する透明性に欠けており、企業が事前に明確な費用を予測し、コントロールすることを難しくしていると警鐘を鳴らす。開発作業全体におけるトークンの使用状況を明確に把握できなければ、企業は予算を超過するリスクを抱え、費用に見合う成果が出ているかどうかを判断できなくなる恐れがある。

従来の100倍にもなり得る開発ツール費用

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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