データ侵害の平均コストは500万ドル

1時間放置したら「詰む」 IBMセキュリティ調査で判明したAI時代のデータ防御策

AIを悪用したサイバー攻撃が増える一方、AIと自動化を防御に活用することで、データ侵害による損失を抑えられる可能性もある。企業が見直すべきポイントを整理する。

 IBM Securityの年次調査レポート「Cost of a Data Breach Report 2026」によると、データ侵害が継続することで組織に生じる損失は、1時間当たり約1100ドルに上る。対応の遅れは、月や週ではなく、時間や分単位で被害額を左右する問題になっている。

 同調査は、過去1年間にデータ侵害を経験した16カ国、17業種の約600組織を対象に実施した。セキュリティ担当者や経営幹部など、侵害の実態を直接把握する約3500人から回答を得た。

 AIを悪用したサイバー攻撃が増える一方、攻撃者と同じ速度で脅威を検知し、封じ込めるには、企業は何を見直すべきなのか。IBMのディスティングイッシュトエンジニア、ジェフ・クルム氏の解説を紹介する。

データ侵害の平均コストは500万ドルに上昇

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