LLM、注意したいリスク10選【後編】

情シスが恐れるLLMトークン費用の暴発 OWASP2026年版が提示するリスク5つ

OWASPは、LLMアプリケーションの主要なセキュリティリスクをまとめた「Top 10 for LLM Applications 2026」を公開した。同レポートが明らかにした10個のリスクとは。

 プロンプトインジェクション対策を講じても、自社は安全とは限らない。RAGの参照データが汚染されていたり、AIエージェントに過剰な権限を与えていたりすれば、被害は別の経路から入り込む。

 ソフトウェアのセキュリティ向上を目的に活動する非営利組織Open Worldwide Application Security Project(OWASP)は2026年8月4日(米国時間)、最新版「Top 10 for LLM Applications 2026」を公開した。本稿は前編に続き、IBMのディスティングイッシュトエンジニア、ジェフ・クルム氏の解説と併せて、残る5つのリスクと対策を紹介する。

LLMのセキュリティリスク5つとは

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