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IP電話とユニファイドコミュニケーションの密なる関係:知ってるつもり? IP電話AtoZ(1)
企業、家庭を問わず広く利用されるIP電話だが、それを支えるIPインフラのソリューションや技術は何か小難しい印象がある。IP電話システムの導入で役立つ、知っておきたいキーワードを紹介していこう。
IP電話にまつわる言葉には特殊ものが多いため、難しいイメージを持っているユーザーも多い。今回から、こうしたIP電話にかかわるキーワードを解説していく。さらに、用語と共に関連した製品の導入、運用、製品選択のトピックを挙げていく予定だ。今回はまず、IT用語、IP電話の関連用語として話題に上ることの多い「ユニファイドコミュニケーション」を取り上げる。
キーワード解説(1) ユニファイドコミュニケーション
ユニファイドコミュニケーション(以下、UC)は、昨今のIP電話事情を考える場合にまず挙がってくる言葉である。従来は電話/留守電、Web会議/ビデオ会議、プレゼンス/チャット、モバイルのツールが個別に存在しており、バラバラに使用されていた。これらのコミュニケーションツールを、名前の通り統合(Unified)して利用するのがUC/コラボレーションだ。もともとはツールごとに個別の専業メーカーが製品を提供していたが、製品間のつながりが重視されるに従って、各メーカーが買収を経ながら製品ラインアップを拡充する形態へと変化してきている。
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