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海外グループ展開に統合ERPは必須か――読者調査結果が示す新トレンド:「ERPのグループ利用」に関するアンケート調査リポート
2011年7月に実施したERP利用についてのアンケート。調査結果からはERPのグループ利用に関する新しいトレンドが見えてくる。調査結果の概要を紹介する。
TechTargetジャパンは2011年7月19日から8月1日まで、会員を対象に「ERPのグループ利用」に関するアンケート調査を実施した。調査からは会員企業でのERPのグループ利用の実態やメリット、課題が明らかになった。
調査概要
目的:TechTargetジャパン会員の企業におけるERPのグループ利用について調査するため
方法:Webによるアンケート
調査対象:TechTargetジャパン会員
調査期間:2011年7月19日〜8月1日
有効回答数:161件
※回答の比率(%)は小数点第1位を四捨五入し表示しているため、比率の合計が100%にならない場合があります。
海外展開する企業では65.7%がERPを利用
グループ企業を国内だけで展開しているか、海外にも展開しているかによってERPの導入率が大きく異なることが分かった。国内展開だけという企業のERP導入率は44.6%なのに対して、グループを海外展開している企業では65.7%と、3分の2に迫る結果になった。サプライチェーンが拡張され、財務会計や人事の制度も複雑になる海外展開ではERPの利用がほぼ必須になりつつあることが分かる。
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