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モバイルセキュリティ、Appleが恐れる注目の5社:企業はデータ/アプリの保護に注力
企業におけるモバイルセキュリティが、単に従業員の私物端末を保護するだけでは済まなくなっている。専門家の予想では2014年、企業は端末の保護からアプリケーションやデータの保護にシフトするという。
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BYOD(Bring Your Own Device) | アプリケーション | セキュリティ | IBM(アイ・ビー・エム) | 暗号化 | モバイルアプリケーション | IT部門 | モバイル端末
オンラインセキュリティベンダーの米ThreatMetrixの最高テクノロジー責任者、アンドレアス・バウムホーフ氏は、「BYOD(私物端末の業務利用)のために、端末の状態をIT部門がコントロールすることはますます難しくなった。その結果、端末そのものよりもデータの保護が必要とされるようになった」と語る。
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ThreatMetrixでは従業員の端末のロックダウンを試みた結果、このアプローチはうまくいかないことに気付いたという。「ユーザーは私物端末を使いたいと考えている。だが、私物の端末をロックダウンするようユーザーに強制することはできない」とバウムホーフ氏は語る。
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