特集/連載
iPadと学校用SNSが導く“生徒主導の学び”――奈良女子大学附属中等教育学校:授業を担当して実感したIT活用校のリアル
奈良女子大学附属中等教育学校は、学校用SNSの導入で生徒の学びのスタイルを大きく変えようとしている。その詳細を、講師として実施した授業の様子と合わせてリポートする。
国立の6年制中等教育学校である奈良女子大学附属中等教育学校(奈良県奈良市)。文部科学省の理数系教育に関する研究開発事業「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定校でもある同校は、米Appleのタブレット「iPad」を80台超導入し、全教室にWi-Fi環境を配備するなど、国公立学校の中でも比較的充実したIT環境を有する。さらなる取り組みとして、教育機関での導入がにわかに進む、学校用SNSの活用を2013年末ごろから模索し始めているという。
筆者は幸いなことに、同校の授業で講師をする機会を得た。その授業の様子と併せて、同校が学校用SNSをどう生かしているのかをリポートする。
関連記事
- さよなら“静かな講義室”――iPadで実現した「会話が生まれる講義」とは?
- 「物理キーボードなんていらない」――私物iPadを使いこなす女子中学生
- 中高生はiPadでどう勉強するか? 広尾学園が授業を公開
- 私物iPadで学力を伸ばした中高一貫校、「タブレットは新たな文具」
- 学生にはiPadよりもWindowsタブレット、教育機関が決断した理由は
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.