データ連携の課題をまとめて解決! 鍵となる「データのサイロ化」の解消とは:企業の抱えるデータ連携・データ統合の課題を探る
TechTargetジャパンが行った読者調査から、多くの企業がデータ連携・データ統合に関する課題を抱えていることが分かった。具体的な問題点を考察するとともに、その解決策を探る。
現在、多くの企業では、部門や部署ごとに情報システムを構築し、そこで多種多様なデータを管理している。アプリケーションのサイロ化が進んだ結果として、企業は今、データの活用においてさまざまな課題を抱えているのが実情だ。TechTargetジャパンが2014年6月10日〜6月23日に実施した「データ活用に関する読者調査」によると、データを収集・蓄積する際の課題としては、「データ/システム連携ができていない」が33.6%で最も重要な課題に挙がっている。
また、データ連携についての対応状況では、「全社横断のデータ連携基盤を構築済み」の企業はわずか16.4%で、約8割の企業が一部・個別あるいは手作業でしかデータ連携ができていないことが明らかになった。
最近では、クラウドを活用したデータ統合も進んでいるが、データをクラウドに蓄積することへの課題・懸念として、「社内システムとのデータ連携に不安がある」との回答が31.3%に達し、クラウドと社内システムとのデータ連携について懸念している企業が少なくなかった。
この他、データ分析業務に今後導入したいIT基盤では、「データウェアハウス(DWH)」(15.6%)のニーズが高く、データ集約のためにはETLツールの活用が鍵になってくることが分かった。
本稿では、今回の調査結果から浮かび上がってきたデータ連携・データ統合に関する課題について、その解決策を探る。
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