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塩漬けレガシーアプリからの脱却、モバイル対応で実はどうにかなる今だから必要となるインフラ投資

一般企業ではレガシーアプリと関連インフラのメンテナンス伴うコストでIT予算の大部分を食いつぶしている。アプリのモバイル対応で、そこからの脱却を図ることができるかもしれない。

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モバイルアプリケーションの例(TechTargetジャパン記事:もうネイティブアプリはいらない? 「HTML5」で業務アプリはここまでできる)《クリックで拡大》

 アプリケーションのモバイル対応の拡大は、レガシーアプリケーションと関連インフラのメンテナンスに掛かる高額なコストを削減するためのきっかけになるかもしれない。

 米VDC Researchによれば、一般的な企業では競争上のニーズ変化に対応できないレガシーアプリケーションのメンテナンスコストにIT予算の大部分を費やしている。だがセキュアで機能豊富なモバイルアプリケーションは、日常業務を合理化して生産性を高めるための新しい手段を提供してくれる。

 その理由からVDCでは、モバイル対応の実現がインフラ投資を促す大きな要因になると見る。企業には、レガシーアプリケーションと関連インフラのメンテナンスのコストがIT予算の中で不相応に大きな部分を食いつぶしているという認識がある。

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