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新プレゼンソフトも搭載――「Office 365」“前のめり開発”の行き着く先は?:もはやクラウド版「Microsoft Office」ではない(1/2 ページ)
「Office 365」には軽量版コラボレーションのための新機能が用意されているが、専門家からは「一部の機能はまだ最高の状態ではない」との指摘も挙がっている。
米Microsoftは企業ユーザーの日常業務に役立つユーザーフレンドリーなクラウドサービスによって地歩固めを図っている。だが専門家によれば、同社のクラウド版Microsoft Office「Office 365」のロードマップにはまだ改善すべき点があるという。
Office 365はクラウドベースのオフィスアプリケーションスイートであり、Microsoftはこの製品にクラウドコンピューティング事業の希望を託している。Office 365は各種の新機能の試験場にもなっている。ただしOffice 365の今後については不明瞭な部分もある。実際、Office 365の機能には、Microsoftが従来提供しているコンテンツ管理/コラボレーションソフトウェア「Microsoft SharePoint」と重複するものがあり、中には共食いが懸念されるものもある。SharePointもOffice 365ライセンスで提供されており、機能の重複はユーザーにかなりの混乱をもたらしかねない。
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