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SSDの謎、リプレースしても遅いままなのはなぜかシステム全体だと性能向上せず

SSDによりデータセンターのパフォーマンス向上が期待できるが、IOPSの高さや待ち時間の短さがネットワークのボトルネックになる可能性がある。そのためシステム全体ではパフォーマンスが向上しないケースもある。

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ピュア・ストレージ・ジャパンはオールフラッシュストレージアレイの新機種「FlashArray//m」(TechTargetジャパン記事「オールフラッシュアレイのリリースラッシュが到来した2015年6月」から)《クリックで拡大》

 データセンターはストレージのパフォーマンスを向上するために、ソリッドステートディスク(SSD)のストレージを実装している。だが、ストレージのパフォーマンス向上と引き換えに、ネットワークに潜在的なボトルネックを引き起こしている。

 柔軟でスケーラブルなデータセンターネットワークは、SSDストレージの膨大なIOPS(1秒当たりのI/O )とサーバベースのストレージアクセラレーターを処理できなければならない。ほとんどの場合、これはソフトウェア定義ネットワーク(SDN)に対応する必要があることを意味する。新しいテクノロジーがパフォーマンスを改善しても、インフラ内にある別の場所で新たなボトルネックが発生する。これはデータセンターのアーキテクチャと設計について企業が長年抱える問題だ。

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