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達人でも悩むサーバの“ケーブルスパゲティ問題”を自動化ツールで解決できる?:1本1本手作業はさすがにつらい(1/2 ページ)
これまで配線の管理は、それこそ1本1本手を動かして行う面倒な作業が必要だった。しかし、データセンターの運用サイクルが短くなるにつれて、昔ながらの手作業では当然ながら追いつかない。さあ、どうする?
データセンターの管理者は、自動管理ツールを使用して、各種インフラの監視、関連データの収集、警告の直接受信、イベントへの応答を行う。
自動化は、サーバ、ストレージ、スイッチにメリットをもたらす。だが、これらを接続するケーブルなど、物理インフラの大部分については、依然としてエラーが発生しやすい複雑な手動の管理作業を行っているのが実情だ。自動インフラ管理を使用すれば、エンタープライズデータセンタのネットワーク配線管理で、けい線用紙、マスキングテープ、付せんが必要なくなる。
自動インフラ管理は、複雑なネットワーク配線やエンタープライズデータセンタ内にある他の受動型物理インフラを監視、および、管理する手段だ。全自動化戦略に配線管理を追加できることで、自動インフラ管理に関心を寄せる関係者が増えている。
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