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Googleは機械学習をどうデータセンター管理に生かしているのか?研究開発が活発化(1/2 ページ)

機械学習を使ったデータセンターの管理がいよいよ実現しようとしている。機械学習は実用化の段階に移りつつあることを裏付ける、さまざまな事例を紹介する。

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Googleが開発したディープラーニング専用プロセッサ「TPU(Tensor Processing Unit)」(Google Cloud Platform Blogより)《クリックで拡大》

 機械学習の導入がいよいよ企業に広がり始めている。機械学習はとりわけ、データセンターとの相性が良いようだ。

 先見性のある企業にとって、機械学習は実用化の段階に移りつつある。人工知能(AI)の一分野である機械学習については、既に半世紀以上前から理論立てて語られているが、ここへきてようやく、機械学習の活用事例がコンピュータサイエンスの本丸、すなわちデータセンターの分野に広がりを見せ始めている。

 “データに関するデータ”が存在するような複雑な環境において、コンピュータの計算能力の向上にコンピュータを活用しない手はない。そうした考えにようやく時代が追い付いたようだ。

 「機械学習を使ったデータセンター管理がいよいよ実現しようとしている」と調査会社Forrester Researchの主任アナリスト、ミシェル・ゲッツ氏は語る。

データセンターは理想的な環境

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