特集/連載
フラッシュストレージが期待を裏切るとき、ハイパーコンバージドへの実装を見る:性能低下の理由を正しく理解している?(1/3 ページ)
フラッシュストレージは至るところに浸透している。それはハイパーコンバージド分野でも同様だ。しかし、フラッシュストレージが完全無欠でないことをその理由とともに知っておくことが必要だ。
ハイパーコンバージドシステムは、仮想サーバやデスクトップ環境の管理に伴うコストと複雑さを軽減するのが特徴と多くのIT関係者は考えている。だが、ハイパーコンバージドシステムは、ホストするアプリケーションの動作に対してユーザーが我慢できるだけパフォーマンスを確保する必要もある。
それぞれの環境で異なるパフォーマンスの期待値に応えるため、ほとんどのハイパーコンバージドシステムは、ストレージインフラの一部または全体にフラッシュストレージを採用している。だが、フラッシュをサポートするために使われる技術は、ハイパーコンバージドシステムのパフォーマンスとコストの両方に影響を与える。
そこで、この記事ではハイパーコンバージドシステムのさまざまなアーキテクチャで、フラッシュストレージがどのように実装しているのかを正しく理解するために知っておきたい技術的ポイントを解説する。
2016年上半期「サーバ&ストレージ」記事ランキング(2016年1月1日〜2016年6月20日)
2位 値下がり続くSSD、“ハズレ”をつかまないためのコツは?
3位 「高速HDDは消滅」 専門家が語る、SSDに注目が集まるこれだけの理由
4位 「HDDはいつ消えるか?」が議論に、ハイエンド製品で進むSSD全面移行
5位 HDDをSSDに置き換えない理由はない――“速くて安い”で急速に普及
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.