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小学校でも必修化へ、「プログラミング教育」を楽しく進める手段とは?教育ITソリューションEXPO「学びNEXT」レポート(1/4 ページ)

プログラミング教育やSTEM教育を支援するIT製品/サービスには、どのようなものがあるのか。同分野の専門ブースを新設した2016年の教育ITソリューションEXPOの展示内容から、その最新動向を探る。

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EDIX
来場者3万人以上、出展企業680社に上った2016年のEDIX。新設された学びNEXTにはプログラミング/STEM教育に関心を寄せる教育関係者で賑わった

 教育機関のプログラミング教育やSTEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)教育を支援するIT製品/サービスが急速に充実してきた。文部科学省が中学校に加え、2020年に小学校でもプログラミング教育を必修化する検討を始めたことが、この動きを後押ししている。

 2016年5月18日〜20日の3日間、東京ビッグサイトで開催された日本最大の教育専門展「教育ITソリューションEXPO」(EDIX)もこうした動きを受け、プログラミング/STEM教育に特化したゾーン「学びNEXT」を新設した。同分野の展示は2015年度まで「教材・教育コンテンツゾーン」の一部だったが、教育関係者の関心が一気に高まったことから、独立したゾーンとして新たに設けた形だ。

 学びNEXTでは、学習者が組み立てて動きを制御するロボット教材を中心としたプログラミング教材、電子工作キット、3D(3次元)プリンタ、仮想現実(VR)などに関する展示が披露された。本稿では、学びのNEXTの展示内容を基に、プログラミング/STEM教育を支援するIT製品/サービスの最新動向を探る。

複雑さを排除したプログラミング教材に脚光

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