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「ネットバンクの残高が少ない」と真っ青になる前に、中小企業が取るべき対策は:事例で分かる、中堅・中小企業のセキュリティ対策【第4回】(1/2 ページ)
インターネットバンキングを利用する中堅・中小企業を狙った不正送金の被害が急増しています。被害に遭ったときに金融機関の補償条件に入りやすくする、最低限必要なセキュリティ対策とは?
連載について
情報セキュリティ対策をしたくても、ITに詳しい人が社内外にいなくて困っている中堅・中小企業は多いのではないでしょうか。「知識不足」と「ヒト、モノ、カネ不足」の問題が目の前にあっても、対策は待ったなしの状況。予算を握る上司を説得するために、サイバー攻撃の事例を紹介しながら、その効果的な対策につながる情報セキュリティ製品を分かりやすく解説します。
- 第1回:どう防ぐ? 標的型攻撃:「メールの添付ファイルを開いたあと、PCが重い気がする」
- 第2回:どう防ぐ? 標的型攻撃(2):なぜか最近、オフィシャルサイトの表示が遅くなった
- 第3回:「ランサムウェア」に感染するとどうなる? 最低限ながら有効な対策とは
あなたの会社は、インターネットバンキングを利用していますか?
現在利用していなかったとしても、今後の利用予定はありますか?
答えが「はい」ならば、ぜひとも続きを読んでください。
インターネットバンキングは非常に便利です。金融機関に行かなくても瞬時に取引ができ、利用者に対して手数料の減額などのサービスを提供する金融機関も多く、今後ますます利用者が増えていくでしょう。しかし管理を誤ると、大切な会社のお金を一瞬で盗み取られてしまう可能性があるのです。
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