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稼働率100%を目指すビッグデータ向けDBMS「NuoDB」と期待の新製品群進化するDBMS市場【後編】(1/2 ページ)

新しいDBMS製品の多くはダウンタイムに対処するために登場している。つまり稼働率100%の実現だ。大量トランザクション処理を目的に作られた新種のDBMS製品「NuoDB」とは。

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NuoDBのWebサイト《クリックで拡大》

 前編「データベース市場の革命は可能か、明白になってきた課題と次の躍進を探る」で説明したように、「リレーショナルデータベース管理システム」(RDBMS)は構造化データを対象としている。だが現在収集されている新しい情報の多くは非構造化データで、情報の種類は増える一方だ。例えば、「Facebook」などのソーシャルネットワークサービスでは「友達」の居場所を1日中追跡して相互に関連付けている。こうした新しい機能によって開発者や経営幹部による新たな発想が生まれ、これまで見られなかった形での交流や、そのような交流をサポートするアプリケーションが生まれている。結果として、データベースに地理情報のような項目を保存する必要が生じている。

 そのためベンダーは複数のモデルを扱うシステムに取り組んでいる。つまり、複数種類のデータとデータモデルを処理するデータベースだ。実際のところ、現在稼働している主要なDBMSは、2017年までに複数のデータモデルを提供することになるとGartnerは予測している。

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