特集/連載
人気のSlackに挑む「Cisco Spark」、単なるチャレンジャーで終わらない7つの理由:急成長するチームメッセージング市場(1/2 ページ)
「Slack」対抗といわれるCiscoの「Cisco Spark」は、まだ多くの企業で使われていないが、これからのユニファイドコミュニケーション市場に大きな影響を及ぼす可能性がある。
私がよく質問を受けることの1つに、Cisco Systemsのクラウドベースのコラボレーションサービス「Cisco Spark」に関しての質問がある。「どの企業がCisco Sparkを使っているの?」と聞かれるのだ。Ciscoのコラボレーション事業担当上級副社長であるローワン・トロロープ氏は先日、Network World誌の取材に応じ、手掛かりとなる数字を明らかにした。同氏によれば、Cisco Sparkの有料ユーザー数が100万人を超えたという。私が予想していたよりは多いが、それでもやはり少ない。
クラウドサービスは、1カ月や1日当たりのアクティブユーザー数が主要な基準となる。1日当たりのアクティブユーザー数は普通、登録ユーザー数よりも少ない。今回発表された数字により、Cisco Sparkに対して成功の可能性を疑問視する声も出てくるだろう。
併せて読みたいお薦め記事
Slackに関する記事
- チャットツール「Slack」の快進撃が止まらない、UC市場も侵食か
- 「Slack」はなぜ多くのファンを呼び込む? 他のツールにはない魅力とは
- これはチーム作業がはかどる――チャットツール「Slack」が絶賛される理由
これからのUC市場
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.