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「仮想デスクトップで情報漏えい対策」は危うい? 進化するシャドーITの今:定番の対策に潜むセキュリティリスク
企業のVDI管理者にとって、シャドーITの存在は悩みの種だ。無許可のアプリやクラウド型仮想デスクトップを勝手に使うユーザーを放っておくとどのようなリスクがあるのだろうか。
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デスクトップ仮想化 | VDI(Virtual Desktop Infrastructure) | BYOD(Bring Your Own Device) | IT部門 | 運用管理 | 管理機能 | シャドーIT
シャドーITは、IT部門の業務に悪影響を及ぼす可能性があり、VDI管理者を悩ませるさまざまな問題の原因となる。
シャドーITは一般に、企業のIT部門の目を盗んで、許可されていないサービスを勝手に利用することをいう。この呼び名がよく使われるようになったのはここ数年だが、それよりずっと前からIT管理者を悩ませてきた問題であり、年々進化している。各デスクトップで利用可能なアプリケーションを管理者が完全に制御できるVDI技術を使えば、シャドーITのリスクは減らせるというが、それだけでは問題は解決しない。
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