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「社会人なら職場にちゃんと来るべき」という“常識”がモバイル活用を阻む:モバイルデバイスの真価を引き出すには
企業にとってモバイルデバイスの業務利用は必要不可欠だ。それを成功へ導くには、経営者が新しい働き方への理解を示す必要がある。
モビリティ(モバイルデバイスを前提とした業務やシステムの変革)で重要なことは、単にシステムがいつでもどこでも使えることではなく、モバイルデバイスや無線ネットワークでもない。モビリティの最重要目的は、従業員の生産性向上だ。
営業、サポート、カスタマーサービスなどの部門は、その性質上モバイルデバイスの活用が進んでいる。それ以外の部門の場合、場所を固定しない仕事の仕方が生産性向上につながるという考えは、まだ比較的新しい。一方で企業のモビリティに必要なIT戦略やシステム、ツール、運用手法は進化し続けている。
従業員の生産性を最大限に高めるには、IT部門にも強力な従業員の管理戦略が必要になる。そもそも従業員の生産性向上はITの本来の存在意義であり、従業員の満足度を高めて会社に定着させることもITの役割だ。
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