UEM、クラウド、EoTとは? 出遅れないために確認したいモバイルトレンド:2020年以降も続くトレンドになるか
エンタープライズモビリティー管理(EMM)を導入する企業が増えるに伴い、2018年にはクラウド、Enterprise of Things(EoT)、統合エンドポイント管理(UEM)などのトレンドの重要性が増すだろう。
2018年、ITプロフェッショナルは、モバイル活用のトレンドに細心の注意を払う必要がある。中でもクラウド、Enterprise of Things(EoT)、統合エンドポイント管理(UEM)が重要になる。
モバイルデバイスの存在感が増すにつれ、エンタープライズモビリティー管理(EMM)は多くの企業の中核を担うコンポーネントになっている。ビジネスユーザーは、半数以上の社内業務をモバイルデバイスで行っていると推測される。こうした状況では、モバイルデバイスがビジネスツールとして扱われる。決して、使用が許される単なる追加テクノロジーではない。
2018年にモバイルデバイスを導入する企業は、EMMスイートを使ってデバイスをプロビジョニング、管理、保護することで、ユーザーの生産性を高めることができる。
2018年のEMM業界には、多くの企業に影響する変化が幾つか起きると想定される。このようなトレンドは、企業が調査して、自社のモバイル戦略に取り入れる価値がある。ここからは、企業がモバイルの使用に関して変更できる2018年の3つの重要な分野を取り上げる。
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クラウドの不確かな見通し
現在、クラウドでホストされているEMMは半数程度にすぎないと推測される。早い段階からEMMに投資している企業は、オンプレミスでのホストを続けている。新たにインストールされるEMMの大半はクラウドでホストされるようになっている。だが、残りの企業の姿勢は変わらず、変える理由もないと考えている。
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