モバイルデバイス管理(MDM)製品比較で役に立つ 確認すべき6つの質問:価格だけでなく、採用技術も考慮が必要(1/4 ページ)
モバイルデバイス管理(MDM)は、企業セキュリティの重要な一端を担っている。モバイルのスペシャリストが、MDM製品を調査する際に問うべき重要な質問を紹介する。
モバイル市場は爆発的な拡大が続く。スマートフォンやタブレットを効果的に管理し、データ流出と不正利用からモバイルデバイスを的確に保護する上で、MDM導入の重要性が徐々に高まっている。現在の問題は、モバイルデバイスセキュリティを導入すべきかどうかではなく、モバイルデバイスセキュリティをいつ、どれだけ早く導入できるかだ。
企業は十分な時間をかけ、自社のモバイル管理とセキュリティの目標に適したMDMをしっかりと理解した上で導入を決める必要がある。多くのMDM製品の機能は非常によく似ている。だが、その仕組みは、詳しく調べ、比較しなければならない。
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まだある MDMの選定ポイント
MDM製品の比較を始める前に、具体的な比較基準を定める必要がある。基準を用意しておけば、そのMDM製品が自社のネットワークやモバイルデバイス管理に必要な水準のパフォーマンスを発揮するかどうかを判断する際の参考になる。
本稿では、この基準を定める上で役立つ質問を紹介する。この質問に答えていくことで必要なMDM機能のチェックリストが完成する。自社で利用する特定のスマートフォンやタブレットの導入状況と使用状況に合ったMDM製品を判断する際の指標となる。
BYODを検討しているか?
私用モバイルデバイスに保存された企業データを保護するのは難しい。利用するMDMベンダーを決める前に、私用端末の業務利用(BYOD)をどのように扱うかを詳しく検討する必要がある。
私用のスマートフォンやタブレットの業務使用を許可する予定はあるだろうか。予定しているとしたら、私用モバイルデバイスへの企業データの保存を許可した後、MDM製品によるデータの保護と管理をするのか。
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