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第一線で活躍するために必要なストレージ管理スキルと不要になるスキル:複雑なパフォーマンス計画はもういらない(1/2 ページ)
ストレージテクノロジーの変化は止まることがない。ストレージ管理者がキャリアを磨くために身に付けるべきスキルも同じく変化を続けている。
経験豊富なストレージ管理者は常に新しいストレージ管理スキルを学ぶ必要性に迫られている。研究を続けなければ、時代に取り残される恐れがある。「ここ数年で劇的に変化したのは、企業のITニーズを満たすために利用できるハードウェアとサービスのオプションだ」と話すのは、ソフトウェア定義オブジェクトストレージ(SDS)ベンダーScalityの共同設立者兼チーフエンジニアリングアーキテクトのブラッドリー・キング氏だ。
「現在は従来のオンプレミスインフラの他に、ホスト型インフラ、仮想インフラ、オンデマンドインフラといった選択肢がある」(キング氏)
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ストレージ管理者は基本的なストレージ、ブロック、ファイル、オブジェクト、データベース型の動作を理解する必要がある。そう述べるのは、調査会社Server StorageIOの設立者兼シニアアドバイザーのグレッグ・シュルツ氏だ。同氏は「データ保護、バックアップ、スナップショット、レプリケーション、特定時点のコピー(point in time copy)、復元(リストア)といった、基礎的な管理知識も必要だ」とも言い「Kubernetes」などのコンテナやサーバレスコンピューティングに関する知識も必須だと付け加えた。
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