特集/連載
仮想デスクトップが次に目指すのは「レガシーなWindowsアプリとの融合」:モバイルとWindowsのアプリをシームレスに
仮想デスクトップのユーザーが、アプリの機能を最大限に引き出せる形でそのアプリを開くことができれば理想的だ。実現のためにすべきことは何か。
関連キーワード
アプリケーション | デスクトップ仮想化 | VDI(Virtual Desktop Infrastructure) | Citrix | UI(ユーザーインタフェース) | Webアプリケーション
タブレットやスマートフォンといった最新のデバイスは、レガシーWindowsアプリケーションをベースにしたアプリケーションを搭載していることがある。大抵は、Windowsへの結び付きが強く、本当の意味でモバイル対応しているとはいえない。
何が問題かというと、ほとんどのVDI(仮想デスクトップインフラ)製品ではユーザーが使うデバイス(エンドポイント)のネイティブアプリケーション機能を活用できない点だ。ユーザーの生産性を高めるためには、レガシーWindowsアプリケーションと、エンドポイントのネイティブアプリケーションを機能統合する必要がある。
ローカルアプリケーションと仮想アプリケーションの間を移動できる機能をVDIに持たせることができれば、モバイルワーカーの効率性は向上するだろう。
併せて読みたいお薦め記事
仮想デスクトップのトレンドとは
- 2018年のVDI(仮想デスクトップ)、IT担当者なら押さえておきたい4つのトレンド
- 仮想デスクトップ導入がまさかの急減速? ユーザーとベンダーの思惑は
- Windows 10移行と同時に考えるべき仮想デスクトップの度肝を抜く進化
仮想デスクトップをもっと使いやすく
現実的な問題とは
例えばユーザーがiPhoneを使っていると仮定する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.