特集/連載
大学が「IoT」で“学びやすいキャンパス”を低コストで運営できる理由:IoTが変える大学のキャンパス【後編】
大学の設備運用における課題と、その解決策がもたらす大学関係者への影響について、具体的な運用改善事例と共に紹介する。
前編「大学がキャンパスの建物管理に『IoT』を生かすべき“これだけの根拠”」では、大学の設備運用にまつわる課題と、IoT(モノのインターネット)技術による解決策を紹介した。後編では、IoT機器や管理システムから得られたデータの活用方法と、今後の展望について取り上げる。
併せて読みたいお薦め記事
大学のIT活用
- 青山学院大学が「出願から入学手続きまで丸ごとIT化」した理由
- 東京女子大学は「スチールドア付き学生寮で快適無線LAN」をどう実現したのか
- 近畿大学が導入した「バーチャルTA」とは? 多忙な教員やTAを楽に
IoT技術の普及と課題
データ収集の利点
大学に関わる人々のニーズに応え、キャンパスの建物を「インテリジェントな貢献者」にするIoT基盤を構築する――。そのためのアプローチは、建物に生命を吹き込むアプリケーションを加えることで、適切な技術基盤の確立に役立てることもできる。
人は一般的に外界から隔絶された状態を好まない。それではなぜ建物が必要なのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.