テレワークで見えたコミュニケーションの課題を解決する方法:“アフターコロナ”の組織づくり
突然のテレワーク時代到来、オフィスで偶発的に起きていた情報共有が減少しチームメンバーの意思疎通、相互理解に支障を来している。アフターコロナを見据え、リモートでも対面のような緩いコミュニケーションを実現する方法とは。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、在宅勤務に移行したオフィスワーカーは少なくない。
Microsoftが公開したデータによると、同社のコラボレーションツール「Microsoft Teams」(以下、Teams)の1日当たりのミーティング時間は2020年3月16日の9億分から同月31日には27億分となり、約2週間で3倍に拡大した。モバイル版のTeamsの同月末の利用量は同年2月初旬の4倍に増加したという。
コラボレーションツールの導入だけでなく、自宅の通信環境、社内ネットワークと接続するためのセキュリティ、クラウド型ファイルサーバへの移行などツール面での整備が進む。
一方、テレワークにおいてテキストコミュニケーションが主流となり、オフィスの廊下やエレベーターで鉢合わせした同僚と会話する感覚での情報共有ができなくなった。同僚の興味関心事項や得意分野を把握することも難しくなり、企画立案時に気軽な相談がやりにくくなるなど、テレワーク環境特有の課題が明らかとなった。
新型コロナウイルス感染症の収束後はテレワークの常態化も予測される中、“雑談感覚”で情報共有をするにはどうすればいいのだろうか。Teamsと連携し、テキストコミュニケーションでも気軽に情報を共有できるサービスを紹介する。
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