特集/連載
バイオ製薬会社が選んだ「BYOC」とは? 脱PBXせずに「Zoom Phone」を使う方法:導入企業に聞く「Zoom Phone」の活用法【中編】
音声クラウドサービス「Zoom Phone」の導入に当たり、バイオ製薬会社のGilead Sciencesはレガシー設備を併用する「BYOC」(Bring Your Own Carrier)を採用した。そもそもBYOCとは何か。そのメリットは。
前編「バイオ製薬会社が『Zoom Phone』を選んだ“合理的”な理由」で紹介した通り、バイオ製薬会社のGilead Sciencesはもともとオンプレミスインフラで利用していたユニファイドコミュニケーション(UC)製品を将来的にUCのクラウドサービス、つまりUCaaS(Unified Communications as a Service)に移行する計画を持っていた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)に伴って計画の前倒しを迫られた同社は、Zoom Video Communicationsの音声クラウドサービス「Zoom Phone」の導入プロジェクトに取り組んだ。
併せて読みたいお薦め記事
「Cisco Webex」「Zoom」「Microsoft Teams」のどれを選ぶか
- 「Zoom」「Teams」「Webex」使うならどれ? Web会議ツールの選び方
- 「Zoom」の真のユーザー数は分かるのか? 競合の「Teams」「Webex」は?
- 「Teams」がZoomを教訓にセキュリティ強化 それでも感じる不足とは
チームコラボレーションは今
既存PBXを撤廃しない「BYOC」のアプローチとは
Zoom Phoneへの移行に当たって、Gilead Sciencesは「BYOC」(Bring Your Own Carrier)のアプローチを採用した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.