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「sudo」は“須藤”と読まないし「daemon」は“悪魔”じゃない 正解は?読み方を間違えやすいIT用語9選【第2回】

システム開発分野には読み方の難しい専門用語が幾つかある。「sudo」「daemon」「char」の読み方を知らないまま使っているならば、この機会に正しい読み方を覚えておこう。

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プログラマー | プログラミング


 開発者が目にする専門用語の中には、読み方を間違えやすいものがある。本稿は開発者が読み方を間違いやすい9個のIT用語の中から、3つ目から5つ目を紹介しよう。

用語3.sudo

 「sudo」は、標準アカウントを超える上位権限を付与するためのコマンドだ。OS「UNIX」とUNIXをベースにしたOSで利用できる。上位権限を持つユーザーを指す「superuser」(スーパーユーザー)と、「do」(動作をする)の組み合わせから成る。OSによっては、「switch user」(ユーザーアカウントを切り替える)とdoという意味を含む。

 sudoの読み方には一般的に「スードゥ」「スードー」などがあり、「柔道」と似た発音になる。

用語4.daemon

 UNIX系OSのバックグラウンドで動作するプロセス「daemon」は、「悪霊」を意味する「demon」とは違う。UNIX系OSにおいて、エンドユーザーが霊界から悪霊を召喚するわけではない。

 映画『Good Will Hunting』(グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち)に登場する俳優マット・デーモンの名前と同じく、daemonも「デーモン」と発音する。

用語5.char

 プログラミング言語の中には、1文字を表すデータ型を「char」と定義するものがある。

 charの正しい読み方ははっきりしていない。一般的には

  • キャラ
  • チャー
  • カー
  • シャー

などの読み方がある。「character」(キャラクタ=文字)の短縮形であることを考えれば、正しい発音は「キャラ」になるが、大半の人がそう呼んでいるわけではない。


 第3回は、6つ目から8つ目のIT用語を取り上げる。

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