Windows 11にさせてくれない“謎エラー”「0xc1900101」の正体はこれだ:知っておくべき「Windows 11」アップグレードの問題点【第3回】
「Windows 10」から「Windows 11」へのアップグレードをしたいのに、エラーメッセージが現れてアップグレードが完了しないことがある。その原因とは何なのか。対処法とは。
PCのクライアントOSをMicrosoftの「Windows 10」から「Windows 11」へとアップグレードする際、「0xc1900101-0x2000c」といったエラーメッセージが現れることがある。なぜ、こうしたエラーメッセージが現れるのだろうか。
Windows 11の利用を阻む「0xC1900101」エラーの“正体”
「0xC1900101」という文字列で始まるエラーメッセージの原因は何なのか。それは通常、
- ハードウェアを制御するドライバのエラー
だとMicrosoftは説明する。同社はこうしたエラーメッセージを受け取ったIT担当者が、エラーを解決するために取ることができる、幾つかの推奨事項を提供している。
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エラーメッセージが発生した場合、Microsoftはシステム更新機能「Windows Update」を数回実行し、利用可能な更新プログラムをインストールすることを推奨する。特にWindows Updateが提供するドライバ更新プログラムに加えて、ファームウェア更新プログラムやセキュリティ更新プログラムをインストールすることが重要だ。
PCに追加したハードウェアは、アップグレードプロセス中にエラーメッセージが現れる原因になりやすい。Microsoftは、追加したハードウェアのドライバが、全て最新であるかどうかを確認することを推奨している。
IT担当者は、Windows 10のデバイス管理ツール「デバイスマネージャー」を利用して、各ハードウェアにエラーがないかどうかを確認する必要がある。エラーメッセージが続く場合、不要なハードウェアを全て取り外すことを、Microsoftは推奨している。
次回は、Windows 11へのアップグレード時にエラーメッセージが現れた場合の、他の対処法を解説する。
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