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プログラミング言語「Go」に専門家が渇望する“あの機能”とは?:Googleが考える「Go」の未来【第4回】
Googleが示すプログラミング「Go」の改良方針を歓迎する開発者もいれば、物足りなさを感じる開発者もいる。何が議論の的になっているのか。
自社開発したプログラミング言語「Go」を改良し続けているGoogle。同社は2022年11月開催のオンラインイベント「Go Day 2022」で、Goの改善計画を発表した。
Goに不足している機能とは
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Googleが考える「Go」の未来
- 第1回:プログラミング言語「Go」のなぜか話題にならない“あの機能”とは?
- 第2回:プログラミング言語Goが抱える「構造化ロギング」の問題とは? その解決策は
- 第3回:プログラミング言語Goの「GODEBUG」強化で“古いプログラムが動かない”解消か
Googleのプログラミング言語
古いソースコードを変更する際に活用できるリファクタリング(プログラムの動作を変えずに内部構造を整理すること)の機能を、より充実させてほしい――。バグ修正ツールベンダーOpenRefactoryのCEO、ムナワ・ハーフェズ氏は、こう期待を寄せる。
「『破壊的変更』への対処を強化すべきだ」とハーフェズ氏は語る。破壊的変更とは、プログラミング言語のバージョンアップにより、古いバージョンで開発したプログラムが動作しなくなることだ。
プログラミング言語のAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)や、プログラミング言語の体系が変更されたときに、破壊的変更が起こりやすい。「破壊的変更の中には、リファクタリングで直せるものもある。だが大半はそうではない」(ハーフェズ氏)
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