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無線LANよりも勢いづく「無線WAN」とは? 台頭し始めた“納得の理由”「無線ネットワーク」を生かし切る【第5回】

オフィスのネットワークとして無線LANの採用が進む中、もう一つの無線ネットワークの利用が広がり始めている。それは「無線WAN」だ。そもそも無線WANとは何なのか。普及の背景とは。

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 オフィスのLANの主流は、有線LANから無線LANに移行している最中だ。そうした中で近年幾つかの要因が重なり、企業は「無線WAN」(WAN=ワイドエリアネットワーク)を利用するようになっている。その主な要因は何か。そもそも無線WANとは。

「無線WAN」ってそもそも何? 台頭する「5つの理由」

 無線WANは、概して無線LANよりも広い範囲での通信を可能にする無線ネットワークだ。無線WANが勢力を拡大し始めた主な理由として、以下が挙げられる。

  • WANを仮想化して効率的に管理、制御するための技術「SD-WAN」(ソフトウェア定義WAN)の登場
  • 「5G」(第5世代移動通信システム)の普及
  • クラウドサービスの普及
  • テレワークの導入に伴う、大規模な集中オフィスから小規模な分散オフィスへの移行
  • 回線料金の体系変更
    • 通信事業者はデータ転送量に応じた料金上限や超過料金を設定せず、データ転送量に対する固定料金で利用料金を決めるようになった。

 あらゆる規模の企業が、自社のネットワークに無線WANを組み込むようになりつつある。次のステップは、自前または通信事業者の5Gネットワークを活用して、従業員のデバイスが通信できるようにすることだ。通信事業者が提供する5Gサービスを選ぶか、ユーザー企業が通信事業者のパブリックネットワークを部分的に占有する「プライベート5G」を選ぶかにかかわらず、5Gは「4G」(第4世代移動通信システム)よりも通信速度やセキュリティ、クライアントデバイスの同時接続数といった点で優位性を持つ。


 次回は、企業が無線ネットワークを採用する上での課題を整理する。

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