「Javaの学習」を始める“お薦めの方法”はこれだ:初めてのJavaプログラムを作ってみよう【前編】
オンライン開発環境を使って、「Java」プログラミングの第一歩を踏み出してみよう。定番の「Hello World」プログラムを、「OneCompiler」で実行する方法を紹介する。
プログラミング言語・開発環境「Java」でのプログラミングを学ぶ手っ取り早い方法は、「OneCompiler」「Replit」といったオンライン開発環境を使ってJavaプログラムを簡単に作ってみることだ。
以下では、こうしたオンライン開発環境を使った“初めてのJavaプログラミング”をお薦めできる理由と、実際のやり方をソースコード例と共に紹介する。なお記事中の情報は、2024年7月時点のものに基づく。
お薦め「Java入門」 初めてのプログラムを実行してみる
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OneCompilerやReplitといったオンライン開発環境を使ってJavaプログラムを作ってみる方法は、以下の理由からお勧めできる。
- Javaプログラムを開発するために必要なソフトウェアツールの集合である「JDK」(Java開発キット)を、自分のPCにインストールしなくてもいい
- 効率的なプログラミングを可能にするツール「IDE」(統合開発環境)を自分のPCにインストールする必要がない
- ソースコードをコンパイル(コンピュータが実行可能な形式に変換)する必要がない
OneCompilerにアクセスし、検索フィールドに「jshell」と入力すると、途中で選択候補に「JShell」が表示される。JShellは、対話的なプログラム開発・実行環境(REPL:Read-Eval-Print Loop)を実現する機能を指す。これを選択すると、JShellオンラインコンパイラの画面に遷移する。OneCompilerのJShellには、「Hello World!」という文字列を標準出力に表示する初歩的なプログラムのソースコードがあらかじめ入力されている。
右上の大きな赤い「Run」ボタンをクリックし、このJavaプログラムを実行してみよう。「Hello World!」という文字が「Output:」(出力)セクションに表示される(図)。
このプログラムを改造して、インタラクティブな「数当てゲーム」のプログラムにしてみよう。次回はそのためのステップを解説する。
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