大手自動車メーカーのSUBARUでは、予防安全を担う先進運転支援システム「アイサイト」に、AI技術を融合する取り組みを進めている。その開発業務においては、従来ロジック開発の約1000倍にも上るデータを取り扱う必要がある。同社のAI開発拠点では、従来ロジックの開発向けシステムも保有しているが、ここに増え続ける膨大なAI開発用データも同居させるのは困難と判断。今後のAI開発を支える新たなストレージ基盤の導入に着手した。
ストレージ選定では、膨大なデータを1つのフォルダでシンプルに扱うことができ、スケーラビリティと高性能・高信頼性も兼ね備えたものであることが要件となった。本資料では、同社が新たなストレージ基盤を構築し、大量データのスムーズな利活用を実現していくまでの過程を紹介している。
同社が選んだスケールアウトNASは、設置場所にかかわらずデータを活用でき、データ保存コストの最適化を図ることができる。また、複数の開発拠点をまたいだデータ活用も実現。さらには同ストレージ専用データ可視化ソリューションを導入し、膨大なデータからの高速検索も可能にした。
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