処理時間を7分の1に短縮
選択肢は2つ:ストレージのボトルネック解消プロジェクトの最適解とは?
オーストラリアのレッドランド市議会は、ストレージに起因するボトルネックに悩まされていた。解決策は2つ。同市議会が選んだ方法とは?
オーストラリアのレッドランド市議会は、固定資産税通知書の発行を期日に間に合わせるため、ストレージのボトルネックを解消する必要に迫られていた。
Computer Weekly日本語版 11月1日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 11月1日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
同市議会の管轄は、クイーンズランド州ブリスベンの南500キロ超に及ぶ多様な地域だ。キャパラバ、クリーブランドなどブリスベン広域の広大な郊外地域だけでなく、ブリスベン南のモートン島や、世界で二番目に大きな島として知られるノースストラドブローク島といった離島地域も含まれている。
CIOのグリン・ヘンダーソン氏によると、同市議会は2014年、収益確保に不可欠な「Rate Notice」(固定資産税通知書)の発行に関する問題に直面していたという。
「問題の発端は、通知書の処理に極めて長い時間がかかっていたことだ。固定資産税は当市の財源になるため、通知書は年4回発行している。この発行は適切かつ期日に間に合うように処理する必要がある」
同氏によれば、通知書の処理にはボトルネックがあり、28時間を要していたという。
「当市のストレージは、ノードに大きく依拠し、高度に分散されたNetApp環境だった。この性質は当市のアプリケーションと合っていなかった。ディスクの速度が遅く、サーバとストレージの間に待ち時間が生じていた」と同氏は話す。
NetAppからDellへ
ストレージパフォーマンスのボトルネック解消策は、NetAppシステムを従来型のサーバ/ストレージアーキテクチャに置き換えることだった。
ヘンダーソン氏は次のように語る。「選択肢は2つあった。1つは、大規模サーバ環境に接続する大きなストレージ機器だ。サーバとストレージの間に広い帯域幅があるので多数の入出力操作が可能であり、スループットが高い。もう1つはノードベースのアーキテクチャだ。回復性が高く、情報を移動する機会が多く、より多くの情報を保持できる」
市議会のアプリケーションはNetAppシステムのノードベースのアーキテクチャでは適切な応答性が得られなかった。そこで同氏は、豊富な入出力操作が可能なサーバ/ストレージアーキテクチャに基づくシステムを探すことにした。
続きはComputer Weekly日本語版 11月1日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 10月19日号 検知できないマルウェアの見つけ方
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社MatrixFlow] 「物流リソース最適化」ガイド:人員・配車・傭車を出庫依頼の確定前に決めきる -
製品資料
[株式会社キーエンス] なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは -
製品資料
[株式会社セールスフォース・ジャパン] 「CRMは設計と無関係」は本当か? PLMとの融合で実現する高速開発 -
事例
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] AIエージェントの時代にどう備える? 「新たな働き手」を支える3要素とは -
製品資料
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] “横並びの自動化”から脱却、AI活用で生産性と競争力を高める秘訣
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Windows」の不要なファイルを安全に消して容量を空ける方法
-
2
脱VMwareか、継続か? 仮想化ソフト主要6製品の機能とスペックを徹底比較
-
3
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
4
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
5
「完璧な設計」なのに3000万円溶けた AWSの失敗事例から学ぶ3つの教訓
-
6
VMware離れの決め手は“機能”以外だった 情シス109人が選んだ新基準と死角は
-
7
生成AIが普及しても「技術書」を手放せないエンジニアの本音
-
8
千葉大はなぜ「Google Cloud」を選んだか “取りあえずIaaS”からの脱却
-
9
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
10
積水化学工業が「SAP S/4HANA Cloud」の“全グループ導入”に踏み切った訳
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
3
プログラミング不要で誰でも実現できる、ネットワーク運用管理の自動化とは
-
4
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
5
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
6
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
-
7
ランサムウェア攻撃“究極の対策”はこれだ
-
8
サイバー脅威「トップ50」完全解説ガイド、新たな攻撃手法に対抗するには
-
9
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
10
生成AIの活用を阻む「5つの壁」とは? AIネイティブ組織へ変革を遂げる方法
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー