唯一かつ最大の欠点はコスト
ビジネスPCのお手本「Latitude 13 7000シリーズ(7380)」、堅実さにほれ込む(2/4 ページ)
キーボードとタッチパッド
業務用ノートPCにもう1つ求められるポイントはキーボードだ。Latitude 7380にはアイソレーションバックライトキーボードが採用されており、こちらも期待を裏切らない。このキーボードを表現するには、「心地よい」という言葉が最適だ。柔らかな肌触りの黒いプラスチックキー、深いキーストローク、各キーの一定の押し心地は、快適なタイピングリズムの習得を容易にする。正確で信頼性が高く一貫したキーボードは、高い生産性を求めるユーザーも満足できる。
スペースバーの真下には同じように信頼性が高く、驚くほど大きなタッチパッドがある。固いゴム製パッドは、同様のノートPCで使い慣れているよりもやや摩擦が大きい。だが、それでも操作は滑らかだ。タッチパッドの下部には2つの物理マウスボタンが用意されている。このボタンによって、移動しながらの応答が可能になる。このタッチパッドは、ピンチをしてズームするといった複数の指を使ったジェスチャーや2本指でのスクロールを問題なく認識する。唯一目立つデメリットは、タッチパッド上でのクリック機能がないことだ。幸い、2つの物理マウスボタンは素晴らしく、テストでは全く問題が起きなかった。
ディスプレイとスピーカー
Latitude 7380は、13型のフルHD(解像度1920×1080)IPSディスプレイを採用している。ベゼルが極めて狭い鮮やかなディスプレイは注目に値する。以前の業務用ノートPCは画質が軽視されがちだったが、ここ数年、この傾向は確実に変化している。Latitude 7380もこの新しいパラダイムに従い、非常に鮮明な画像と鮮やかなコントラストを誇る。
ディスプレイは表面がノングレア仕上げで、視野角が広い。90度以上傾けても画像が維持され、どの色も損なわれない。光が直接当たっても保たれる。残念ながら、ディスプレイの明るさに制限があることから、明るい光や直射日光の下では見づらくなる。色が多少不鮮明になり、反射光がディスプレイに映りこむ。
デュアルスピーカーオーディオは、満足のいく音量ではない。小さな会議での聴き取るには十分だが、大人数に音を届けるのであれば外付けスピーカーが必要になる。
安定感はないが、音質は実用的だ。中音域と高音域はどちらも的確に捉えられていた。基本的なメディア利用や小さな会議では見事に機能する。
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