OSの設定変更でパフォーマンスを向上
「Windows 10」を無料で高速化する4つの方法(2/2 ページ)
手段3.不要なサービスの一掃
不要なサービスを無効にすれば、Windows 10の高速化につながる。ただし「バージョン1607」(別名「Windows 10 Anniversary Update」)以降のWindows 10は、サービス調整による恩恵は、全くとはいわないまでも、それほど大きくはない。それでもパワー不足のデバイスでは、一部のサービスを無効にすることによって、それなりにパフォーマンスは向上する。
サービスを無効にする手順はこうだ。
まずスタートメニューを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択するか、「Windows」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックスを表示させる。次に「名前」欄に「services.msc」と入力して「OK」を押し、「サービス」画面を起動させる。
画面内のサービス一覧から、無効にしたいサービスを選択して右クリックし、「プロパティ」を選択する。表示されたプロパティ画面の「全般」タブにある「停止」をクリックし、次に「スタートアップの種類」のドロップダウンメニューから「無効」を選択して「OK」を押す。
サービスは必ず1個ずつ無効にして、そのたびにOSを再起動する。次のサービスを無効にする前に、しばらくの間使用した方がよい。そうすれば、どこかがおかしくなったとしても、その問題を修正するために再び有効にすべきサービスが分かりやすくなる。
手段4.スタートアッププログラムの管理
Windows 10の起動時に自動的に起動するプログラム(スタートアッププログラム)を減らせば、電源が切れた状態から起動したり、再起動したりした際に、デスクトップに到達できるまでの時間が短くなる。スタートアッププログラムを管理するには、「タスクマネージャー」を開いて「スタートアップ」のタブをクリックし、自動的に起動させたくないプログラムを選んで、右クリックメニューの「無効化」をクリックする。
Windows 10のタスクマネージャーは、プログラム名をインターネットで検索できる機能を備える。これを使えば、どのプロセスを有効のままにしておき、どれを無効にすべきかを決めやすくなる。インターネット検索機能を使うには、タスクマネージャーで何らかのプログラム(プロセス)を右クリックして「オンライン検索」を選択すると、デフォルトのWebブラウザで、そのプログラムの検索結果一覧が表示される。
スタートアッププログラムの管理に本気で取り組みたいなら、タスクマネージャーの代わりに、トラブルシューティングツール群「Windows Sysinternals」に含まれる「Autoruns for Windows」を利用する。
OSの主要プロセスの起動後に、スタートアッププログラムが起動する。各プログラムの起動時間の遅れを最小限に抑えることで、起動時間をさらに短縮できる。そのためには「レジストリエディター」を使う必要がある。具体的な手順は次の通りだ。
- タスクバーの検索ボックスに「regedit.exe」と入力して、レジストリエディターを開く
- 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Serialize」というレジストリキーまでたどり着く。もし「Serialize」キーが存在しなければ、画面左側のキーツリーで「Explorer」キーをクリックし、メニューバーから「編集」→「新規」→「キー」を選択し、「Serialize」と入力してそのキーに名称を付け、キーボードの「Enter」キーを押す
- 画面左側のキーツリーでSerializeキーを右クリックし、メニューバーから「編集」→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択。名称は「StartupDelayInMSec」に設定する。値はデフォルトで0に設定されている
- レジストリエディターを終了する
次に再起動した時は、起動が速くなっているはずだ。
以上の全てのWindows 10パフォーマンス調整を実行して起動時間を短縮し、メモリを増設すれば、OSは目に見えて高速化するだろう。推奨した方法を幾つか実行するだけでも反応が良くなり、コンピュータを快適に使用できるようになる。
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