ヤバい従業員もあぶり出せる

スキル不足を補完する、演習によるサイバーセキュリティ経験値アップ

実戦経験に勝るスキルアップ術はない。人為的な脅威を含む災害をシミュレーションすることで、IT部門のサイバーセキュリティスキルを向上させよう。業務部門のリスクを明らかにすることもできる。

 サイバーセキュリティとコンピュータフォレンジックの理学士号やサイバーセキュリティの理学修士号などを取得すれば、サイバーセキュリティ専門家のキャリアに必要な知識を得ることはできる。だがネットワークに潜む脅威への対処には、実務経験に勝るものはない。

 「災害復旧を行う状況で、新人の能力を試すようなことはしたくない」と話すのは、(ISC)2で最高情報責任者を務めるブルース・ビーム氏だ。

 「サイバーセキュリティに携わるスタッフのスキルが不足している」と答えた企業の数がここ4年で増加していると報告する調査もある。2014年にスキル不足を課題とした企業は約23%だったが、それが50%以上に上昇した。サイバーセキュリティ部門の作業負荷が増えたことに起因する。

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