攻撃者は標的サーバで何をするのか

侵害されたサーバの分析で判明した攻撃者の「残念な行動」

侵入に成功したサーバで攻撃者がすることを知ることは、セキュリティ対策にとって重要だ。Sophosの分析によって、攻撃者の侵入方法や手口が明らかになった。

 Sophosは、ある顧客(米国の地方政府機関)に対して長期にわたって仕掛けられたサイバー攻撃の詳細を公表した。攻撃者は最終的にその顧客のデータを盗み出し、ランサムウェア「LockBit」を展開したという。Sophosの研究者は、複数の攻撃者がその脆弱(ぜいじゃく)なサーバに侵入したと考えている。

 「これは非常に厄介な攻撃だった。当社の研究者は、標的になった組織と連携して一つの状況を描き出した。まず初心者と思われる攻撃者がサーバに侵入し、ネットワークをのぞき回った。侵入したサーバでGoogleの検索ツールを使って海賊版や無料版のハッキングツールや正規の管理ツールを探し、それらを組み合わせて攻撃に利用した。その後、攻撃者は次にすべきことが分からなくなったようだ」と話すのは、Sophosのアンドルー・ブラント氏(主任セキュリティ研究員)だ。

侵入開始:攻撃者は何をしたのか

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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