バックアップの何が問題なのか

ランサムウェア対策としてのバックアップの限界とリスク

ランサムウェア攻撃によってバックアップの重要性が高まっているが、バックアップは万能薬ではない。限界とリスク、より効果的なバックアップ方法を知っておく必要がある。

 ランサムウェアによって、バックアップとリカバリーを再び議題に挙げざるを得なくなった。バックアップとリカバリーの戦略がなければ、身代金を支払ったとしてもランサムウェアの被害から回復できる見込みはほとんどない。

 こうした状況がCIO(最高情報責任者)にバックアップ/リカバリー戦略の見直しを迫っていると語るのは、Databarracksのバーナビー・モート氏(マネージングディレクター)だ。「逆に言えば、ランサムウェアがバックアップとリカバリーに再び焦点を合わせたと言える。5年前は、バックアップとリカバリーは予防策の問題であり、CIOやCEOの議題に挙がることはなかった」

 海運会社A.P. Moller - Maerskや石油ネットワークColonial Pipelineに対するサイバー攻撃によってこの種の攻撃がもたらすリスクに注目が集まった。

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