多要素認証(MFA)の抜け道をふさぐ【前編】

「Microsoft 365」を狙うフィッシング攻撃は“あの基本機能”を悪用していた

Microsoftのセキュリティ研究チームは、「Microsoft 365」ユーザーが標的となったフィッシング攻撃「AiTM」について調査結果を公表。攻撃はどのように展開し、何が悪用されたのか。

 2022年7月、Microsoftのセキュリティ研究チームは、フィッシング攻撃「Adversary-in-the-Middle」(AiTM)についての調査結果を公表した。同チームによると、2021年9月以降、1万社を超える企業がこの攻撃の標的となっている。

 本稿は、Microsoftのサブスクリプション型オフィススイート「Microsoft 365」を標的とした、AiTMの一連の攻撃を解説する。

AiTMは誰もが使う“あの基本機能”を悪用

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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