なぜランサムウェア被害がなくらないのか【前編】

「身代金支払い禁止」は効果あり? それでもランサムウェアは消えない理由

ランサムウェア攻撃の標的にされるとビジネスが停止し、多大な損害を被る可能性がある。攻撃者への身代金支払いを禁止することで一定の効果が見込めるが、根本的な解決にはならない可能性がある。なぜなのか。

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃が猛威を振るっている。組織規模や業種を問わず、さまざまな組織がランサムウェアの標的になっている。

 「攻撃者に身代金を支払うかどうか」――。ランサムウェア攻撃を受けた際の焦点になるのは、まずこれだ。「身代金を決して払ってはいけない」とする立場の主張には、確かに支払ってはいけないと納得できる点が幾つもある。ただし、それでも根本的な被害抑止にはつながらない可能性が残る。なぜなのか。

「身代金支払い禁止」でもランサムウェアが消えることはない理由

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